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        無線従事者の雑学 [国試編]

 ここでは無線従事者国家試験に関する雑学を書いていきます。

 

 【1】 国家試験の難易度

 いろいろなところで、『一陸特と一アマでは一アマの方が難しい』など聞かれます。法規に関して言えば通信憲章などが入っている一アマの方が難しいのは想像が付きますが、無線工学に関して、一アマは全般に出題されますが、一陸特はレーダー、多重通信などに特化した出題が多く見受けられ、一概にどちらがレベルが高いとは言い難いのが現状です。また、全く異なる操作範囲の資格を比較するのもどうか?とも思います。さらに上記は無線工学と法規のみですので比較しやすいですが、通信士系には電気通信術や英語も加わり試験科目も異なりますのでなかなか比較することは難しいでしょう。

そこで、科目ごとに比較していきたいと思います。

 大まかなレベルを比較するのには、無線従事者規則の試験内容である程度の難易度は把握することができます。

 

【2】 工学系の試験難易度

工学系は 概ね下記のように分類できます。

A:無線設備の理論、構造及び機能の詳細

B:無線設備の理論、構造及び機能___

C:無線設備の理論、構造及び機能の概要

D:無線設備の理論、構造及び機能の基礎

E:無線設備の理論、構造及び機能の初歩

F:無線設備の取扱方法

G:無線電話の取扱方法

上記の赤文字に注目します。

さらに、免除科目等を考慮して私の独断でランク付けすると下記のようになります。

工学系難易度ランク
  総合 陸上 海上 航空 アマ
A     一陸技      
B 1 一総通        
2   二陸技 一海通    
C 1 二総通        
2     二海通    
3   一陸特     一アマ
D 1 三総通        
2       航空通  
3         二アマ
4     四海通    
E 1         三アマ
2         四アマ
F 1     三海通    
2   二陸特 一海特 航空特  
3   三陸特 二海特    
G 1     レーダー    
2     三海特    

※ 私の独断でランク付けしたため、いろいろ議論はあると思います。おかしい部分がある場合は理由を添えて指摘くだされば幸いです。

 

 

【3】 法規の試験難易度

 法規に関しても、工学系同様下記のように分類できます。

A:電波法及びこれに基づく命令__

B:電波法及びこれに基づく命令の概要

C:電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要

上記に通信憲章など外法を含むものを上位にしてあります。

 

 
法規難易度ランク
  総合 陸上 海上 航空 アマ
A 1 一総通        
2     海通    
B 1 二総通        
2       航空通  
3 三総通       一アマ
4     四海通   二アマ
5   一陸技      
6   二陸技      
7   一陸特   航空特  
C 1     一海特   三アマ
2   二陸特 二海特    
3   三陸特 レーダー   四アマ
4   国内電信      
5     三海特    
             
海通 一海通〜三海通まで同一問題

 

※ 私の独断でランク付けしたため、いろいろ議論はあると思います。おかしい部分がある場合は理由を添えて指摘くだされば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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